出先でスマホの充電が残りわずかになるときがあります。
地図アプリも、電車の乗り換えも、家族への連絡も、今はスマホひとつに頼っている方が多いと思います。
そんなときに助かるのが、コンビニに置かれているモバイルバッテリーのレンタルです。
ただ、どのお店にあるのか、いくらかかるのか、どこへ返せばよいのかがわからないままだと、なかなか一歩が踏み出せません。
この記事では、現在地から近くの貸出店舗を探す方法、料金と支払い方法の確かめ方、実際の借り方と返し方を、順を追って説明します。
借りられなかったときの代わりの手段や、コンビニで売っている充電器の選び方もまとめました。残量が少なくなったときでも、迷わず動けるようになることを目指しましょう。
コンビニで携帯充電したい!現在地から近くの貸出店舗を探す方法

結論からお伝えすると、お店を一軒ずつ回るより、スマホの地図から探すほうが確実です。
コンビニのモバイルバッテリーレンタルは、多くの店舗で「CHARGESPOT(チャージスポット)」というサービスが使われています。設置されている場所は地図上で公開されているので、歩き出す前に確認できます。
チャージスポットのアプリで設置場所と貸し出し可能なバッテリーを確認
CHARGESPOTの公式サイトによると、このサービスは駅やコンビニ、ドラッグストア、公共施設などに設置されたモバイルバッテリーを、アプリから貸し出し・返却できる仕組みです。
利用には、CHARGESPOTの専用アプリのほか、PayPayアプリ、d払いアプリ、au PAYアプリ、LINEアプリのいずれかが必要とされています。すでにお使いのアプリがあれば、新しくアプリを入れずに始められることになります。
地図で近くのスポットを探し、営業時間と返却用スロットの空きをチェック
地図では、設置場所だけでなく、その台で今借りられるかどうかの状況も確認できます。見ておきたいのは次の3点です。
- 貸し出せるバッテリーが残っているか
- 返却に使う空きスロット(バッテリーを差し込む穴)があるか
- その店舗が今の時間に開いているか
24時間営業ではないコンビニや、施設の中にある店舗では、閉店後にスタンドへ近づけないことがあります。深夜や早朝に探すときは、営業時間もあわせて見ておきましょう。
全国のコンビニに設置されたスタンドでも、店舗によって利用できない場合がある
CHARGESPOTの公式サイトでは、2026年6月時点で設置台数が6万台を超えると公表されています。数は多いものの、すべてのコンビニに置かれているわけではありません。
また公式サイトには、バッテリースタンドの状態によっては貸し出しや返却ができない場合があるという注意書きもあります。地図で見つけた一軒だけを頼りにせず、候補を2店舗ほど見ておくと、空振りを防ぎやすくなります。
コンビニの充電器レンタルはいくら?料金と支払い方法
30分未満でも料金はかかる?利用時間ごとの料金体系を確認

短い時間でも料金は発生します。無料になるのは、条件つきのキャンペーンが適用される場合に限られます。料金は利用時間の区分ごとに決まっていて、借りている時間が長くなるほど上がっていく仕組みです。短い時間だけ借りれば、その分だけの金額で済みます。
ただし公式サイトには、一部のバッテリースタンドには特別な料金が設定されているという注意書きがあります。金額は改定されることもあるため、ここで具体的な数字をうのみにせず、レンタルの操作をするときにアプリの画面へ表示される料金表で確認してください。
PayPay・d払い・クレジットカードなど、対応する決済手段を確認
公式サイトでは、CHARGESPOTのアプリとLINE公式アカウントで使える決済として、クレジットカード、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い、PayPay、Apple Pay、楽天ペイ、メルペイ、Paidy、AEON Payが挙げられています。
なお、PayPayアプリやd払いアプリの中から使う「ミニアプリ」の場合は、そのアプリに紐づいた決済方法になるとされています。たとえばPayPayのミニアプリから借りると、支払いはPayPayになります。
公式サイトに挙げられている決済手段に、現金は含まれていません。そのため、電子マネーやカードの準備がない場合は、売り場で充電器を買うほうが早いこともあります。
無料で使えるキャンペーンはある?適用条件と対象店舗の調べ方
CHARGESPOTの公式サイトでは、対象の店舗を限定したキャンペーンの告知が随時出ています。2026年9月には、ミニストップの設置店舗を対象にした企画が告知されていました。ただし期間が終了している場合もあるため、利用する時点の告知で確認してください。
こうした企画は、対象の店舗や期間、初回利用に限るといった条件が決まっています。「無料」という言葉だけで判断せず、公式サイトのキャンペーン欄で条件を読んでから使いましょう。
長時間レンタルや返却忘れで発生する追加料金に注意
うっかり返し忘れると、その間の時間も料金に加わっていきます。借りたまま数日置いてしまうと、買ったほうが安かったという結果にもなりかねません。
また公式サイトには、モバイルバッテリーを紛失または破損した場合、補償金として4,080円が発生すると書かれています。バッグの奥に入れっぱなしにせず、返す場所を決めてから持ち歩くと安心です。
借りる充電器はスマホに対応する?ケーブル・容量・モデルの確認
もうひとつ気になるのが、自分のスマホで使えるかどうかです。借りてから差せなかった、ということがないよう、端子の形を確かめておきましょう。
USB-C・Lightningなど端子の種類と、iPhoneへの対応を確認

端子とは、ケーブルの先にある差し込み口の形のことです。今のスマホでは、USB-Cという楕円形の端子が主流で、一部のiPhoneではLightningという細長い形の端子が使われています。
CHARGESPOTの公式サイトによると、本体には種類の違うケーブルが内蔵されていて、USB-CとLightningのどちらにも対応しているとされています。つまり多くのスマートフォンは、自分でケーブルを持っていなくても、その場で充電できることになります。
モバイルバッテリーの容量とモデルごとの仕様はどこで確認できる?
容量とは、どれだけの電気をためておけるかを表す数値のことです。数値が大きいほど、多く充電できます。
CHARGESPOTの公式サイトには、バッテリーの種類と安全性を説明するページが用意されています。スタンドの種類も複数あるとされているため、詳しい仕様を知りたいときは、公式のページで確認するのが確実です。
アダプターは必要?付属ケーブルで充電できる機器と注意点
本体にケーブルが付いているので、別売りのアダプターやコンセントは基本的に必要ありません。ケーブルを引き出してスマホに差すだけで充電が始まります。
ただし、タブレットやノートパソコンのように大きな電力を必要とする機器では、充電が進まなかったり、とても時間がかかったりすることがあります。スマホ以外の機器に使いたい場合は、その機器の取扱説明書で対応する電力を確認してください。
セブンイレブン・ファミマ・ローソンの充電器レンタルはどう探す?
ここからは、大手3チェーンでの探し方を見ていきます。導入のニュースによると、CHARGESPOTはファミリーマート、ローソンに先に設置され、その後セブン-イレブンにも広がりました。2026年10月5日時点では3社とも対象になっています。
セブンイレブンでモバイルバッテリーを借りられる店舗の探し方
アプリの地図を開き、現在地の周辺に表示されたピンの中から、セブン-イレブンの店舗を探します。店名が表示されるので、よく行く店舗が対象かどうかもすぐにわかります。
ファミマ(ファミリーマート)の充電器レンタル設置店舗を確認する方法
ファミリーマートも、同じくアプリの地図から探せます。設置場所は店舗によって異なり、入口付近やATMの近くに置かれていることが多いようです。
ローソンの貸出店舗を探す方法と、店頭で確認したいこと
ローソンも手順は変わりません。地図でピンを確認したら、店頭では次の点を見ておきましょう。
- スタンドにバッテリーが入っているか
- 返却用の空きスロットがあるか
- 画面に案内やエラーの表示が出ていないか
コンビニでモバイルバッテリーを借りるには?借り方と使い方
スタンドの前に立ったら、あとは数ステップで借りられます。公式サイトでは、QRコードの読み取り、支払い方法の選択、バッテリーの取り出しという3つの手順で説明されています。
アプリやLINEから利用を始める手順とアカウント認証
初めて使うときは、アプリを入れて、支払い方法を登録するところから始めます。CHARGESPOTの専用アプリのほか、PayPay、d払い、au PAY、LINEからも利用できるとされています。
スタンドのQRコードを読み取り、料金と支払い方法を確認

スマホのカメラやアプリのQRリーダーで、スタンドに表示されたQRコードを読み取ります。QRコードとは、カメラで読み取ると情報を受け取れる、四角い模様のことです。
読み取ると、料金と支払い方法を選ぶ画面に進みます。ここで表示される料金表が、そのスタンドの実際の金額です。先ほど触れたとおり、特別料金が設定されている場所もあるため、金額を見てから次に進みましょう。
貸出操作後にバッテリーを取り出し、付属ケーブルでスマホに接続
手続きが終わると、スロットからバッテリーを取り出せる状態になります。無理に引き抜かず、ロックが外れてから手前に引きます。
取り出したら、本体に付いているケーブルの中から、自分のスマホに合う端子を選んで差し込みます。これで充電が始まります。
充電が始まらないときは端子の接続・残量・スマホ側の表示をチェック
差したのに反応がないときは、次の順に見直してみてください。
- ケーブルが奥までしっかり差さっているか
- 端子の形が合っているか
- スマホの画面に充電中の表示が出ているか
- 充電口にほこりが詰まっていないか
それでも始まらない場合は、バッテリーの残量が少ない可能性があります。無理に使い続けず、一度返却して別のバッテリーを借りるほうが、結果的に早いことが多いです。
モバイルバッテリーの返却方法とレンタル完了の確認
借りたコンビニ以外にも返せる?返却可能なスタンドを探す方法
CHARGESPOTは、借りた場所と違うスタンドにも返せる仕組みになっています。公式サイトでも、移動先の近くでそのまま返却できると説明されています。
駅で借りて目的地の近くのコンビニで返す、といった使い方ができます。返す場所も、アプリの地図から探せます。
空きスロットに差し込み、アプリで返却完了と利用料金を確認
返却は、空いているスロットにバッテリーを差し込むだけです。向きを合わせ、カチッと収まるところまで押し込みます。
差し込んだあとは、必ずアプリの画面を見て、返却が完了しているか、利用料金がいくらになったかを確かめましょう。この確認を省くと、きちんと返せていなかったときに気づけません。
返却できない・完了表示が出ないときの対処法と問い合わせ先
差し込めない、完了の表示が出ないというときは、次を試してみてください。
- 向きを変えてもう一度差し込む
- 別のスロットに差し込む
- アプリの画面を更新してみる
無理に押し込むと、バッテリーやスタンドを傷めるおそれがあります。破損した場合は補償金の対象になるとされているので、力任せの操作は避けましょう。
それでも解決しないときは、アプリ内のカスタマーサポートから問い合わせてください。公式サイトでは、画面右下のアイコンから連絡できると案内されています。

コンビニで買ってすぐ使える充電器はある?販売商品の選び方
レンタルが見つからないときは、買うという選択もあります。多くのコンビニでは、充電関連の商品が日用品の棚に並んでいます。
充電器・モバイルバッテリー・ケーブルのラインナップと価格を確認
扱っている商品は、おおまかに次の3種類です。
- モバイルバッテリー(持ち運べる電池)
- USB充電器(コンセントに差して使うもの)
- 充電ケーブル(端子をつなぐコード)
買ってすぐ使えるかは充電済みかどうかが重要!購入前の確認ポイント
気をつけたいのが、買ったモバイルバッテリー自体に電気が入っているかどうかです。商品によっては、使う前に充電しておく必要があります。
パッケージに「充電済み」「すぐ使えます」といった表示があるかどうかを見てください。表示が見当たらない場合は、その場ですぐ使えるとは限らないと考えておくと安全です。
乾電池タイプの充電器はすぐ使える?電池の付属と対応端子をチェック
乾電池を入れて使うタイプの充電器もあります。こちらは電池さえあればすぐ使えますが、電池が別売りのこともあるので、パッケージの表示を確認しましょう。
USB充電器とモバイルバッテリーの違いは?電源の有無で選択
2つの違いは、コンセントが必要かどうかです。USB充電器はコンセントに差して使うため、電源が使える場所でしか充電できません。モバイルバッテリーは電気をためておけるので、移動中でも使えます。
なお、モバイルバッテリーの多くはリチウムイオン電池を使っています。強い衝撃を与えたり、高温の車内に置いたりしないよう、商品の取扱説明書に書かれた注意事項を必ず確認してください。飛行機に持ち込む場合のルールは航空会社ごとに定められているため、利用する会社の公式案内で確かめましょう。
近くのコンビニで借りられないときは?外出先でスマホ充電できる場所
近くに設置店舗がない、在庫が空だったという場面もあります。そんなときに頼れる場所を知っておくと、慌てずに済みます。
カフェや空港の充電設備を探す方法と、電源利用のルール
カフェやファストフード店の一部には、席にコンセントが備えられています。空港や大きな駅にも、充電用のカウンターが設けられていることがあります。
ただし、お店のコンセントは誰でも自由に使ってよいものとは限りません。使う前に、店内の案内表示を見るか、店員さんに一言確認しましょう。混雑する時間帯に長く占有するのも避けたいところです。
バッテリー切れでアプリを使えないときの対処法
困るのが、電源が落ちてしまい、地図もアプリも開けなくなる状況です。この場合は、レンタルの手続き自体ができません。
そこで、残量が2割ほどになったら動き出すと、余裕をもって探せます。地図を開いて候補を選ぶ時間も取れます。
コンビニ充電の魅力とデメリット|レンタルと購入を比較
最後に、借りる場合と買う場合を並べて整理します。どちらがよいかは、使う頻度と場面によって変わります。
必要なときだけ借りられる便利さと、別の場所に返却できる魅力
レンタルの一番の利点は、持ち歩かなくてよいことです。普段はかばんを軽くしておき、必要になったときだけ借りられます。
さらに、借りた店に戻らなくてよいのも助かる点です。移動しながら充電し、着いた先で返せるので、予定を崩さずに済みます。たまにしか充電に困らない方には、この身軽さが向いています。
在庫切れ・返却先不足・料金の増加など、利用前に知りたいデメリット
一方で、弱点もあります。整理すると次のとおりです。
- 設置されていても、貸し出せるバッテリーが残っているとは限らない
- 返すときに空きスロットが埋まっていることがある
- 借りている時間が長くなるほど料金がかさむ
- 現金では支払えない
- 紛失や破損の場合は補償金が必要になる
毎日のように充電が足りなくなる方は、自分用のモバイルバッテリーを買って持ち歩くほうが、結果的に安く済むことが多いでしょう。
レビューだけで判断しない!料金・対応端子・返却条件を確認して安心して使う
コンビニの充電レンタルは、仕組みを知ってしまえば難しいものではありません。大切なのは、使う前に自分で確かめることです。
口コミやまとめ記事の金額は、書かれた時点の情報で、改定されていることもあります。この記事の内容も含め、最終的にはアプリに表示される料金表と、公式サイトの案内を見てください。
確認したいのは、料金、自分のスマホに合う端子、そして返せる場所の3つです。この3点さえ押さえておけば、充電が心細くなった日でも落ち着いて動けます。出かける前にアプリを入れておくことが、何よりの備えになります。
参照した情報
- CHARGESPOT公式サイト(株式会社INFORICH) https://chargespot.jp/
- CHARGESPOT 利用料金 https://chargespot.jp/fee/
- ITmedia NEWS、流通ニュース(セブン-イレブンへのChargeSPOT導入に関する報道)
※料金やキャンペーンの内容は変更される場合があります。ご利用の際は、公式サイトとアプリの表示をご確認ください。


